サービス提供時の留意点

サービス提供をする上で、特に理解をしておいて頂きたいトイロライフで働く上での留意点についてお伝えします。

トイロライフのサービス時間は最低2時間からです

トイロライフの家事・介護・看護は基本のサービス時間が2時間となっております。
2時間以下で支援が終了してもお客様には2時間分のご請求が発生しますので、仮に1時間30分で希望の支援が終了しても残りの30分でお手伝いができることがないか確認や提案をお願いします。

確認をした上で、これ以上の支援が必要ないと言われた場合は早上がりをして頂き、訪問記録にその旨記載をしてご報告をお願いします。

利用者との外出時に車の運転は禁止です

外出支援をする場合に、車で訪問していたり利用者の車がある場合に運転依頼をされるケースがございます。
トイロライフでは利用者や家族を乗せてパートナーが運転する行為は禁止とさせて頂いております。

利用者や家族から相談があってもお断り頂き、タクシーや公共交通機関を利用して外出するように心がけてください。

金銭の取り扱いには十分に注意してください

利用者によっては金銭の取り扱いや管理が難しくなっている方もいらっしゃいます。利用者が困っているケースではルールを超えてお手伝いしたくなる場合もあるかもしれませんが、金銭関係はもっともトラブルになりやすい為ご注意ください。

できること・できないこと

【資格にかかわらず、共通してできること】
※介護・看護技術を伴わないもの
安否確認、見守り、話し相手
自立歩行ができる方の外出付き添い
家事代行(片付け・掃除・買い物・料理など)
スマホ・パソコンの使い方レクチャーなど

【医療福祉系の資格を持つ方のみができること】

※医療行為を必要としないもの
体位交換、移乗
排泄介助、服薬介助、座薬挿入、点眼薬の点眼
食事介助、自動血圧測定
入浴介助、洗顔、整髪、口腔ケア、爪切り、髭剃り、更衣
入所・入院中の介護

【看護師のみができること】

※医師の指示を必要とする行為(医療行為)
褥瘡の処置、摘便、吸引、経管栄養、巻き爪を切る、散髪、血糖測定、インスリン注射
医療行為は病院では行えません。

トイロライフ宛てに医師の指示書を発行してもらっている場合に限ります。
指示書に記載していないことは行えないためお断りしてください。
判断に迷う場合はトイロライフへ連絡してください。

【お断りしてよいこと】
危険を伴う行為
高所での作業(ご自身で判断して下さい。)
専門的な知識を必要とする機械の掃除など
エアコンの室外機の分解掃除など、専門的な知識や資格を必要とする業務。

資格の有無にかかわらず、経験や自信がないことはお断りして大丈夫です。
安全第一で業務を行ってください。

持ち物と服装

・訪問時の基本の持ち物一覧
スマートフォン
エプロン
ハンカチ
水分
メモ帳・筆記用具
マスク
名刺
ご自身の食事(長時間の場合)

※基本的には消耗品はご自宅のものを使用させていただきますが、ない場合に困らないよう少量お手元に準備いただくと安心です。

使い捨て手袋・エプロンなど

 

貴重品は最小限にしご自身で管理をお願いします。

・訪問時の服装

トイロライフに制服はありませんので、ご自身で用意をお願いします。
仕事に携わる際に、身だしなみに気を使うのは社会人のマナーです。

服装で気をつけるべきポイント

①動きやすい服装
ポロシャツやスクラブ、チノパンやジャージ、スニーカーといった動きやすい服装がオススメです。逆にジーンズやスカート、ハイヒールなどの見た目を重視した服装は不向きです。

②清潔感のある格好
利用者の日常に入り込む特殊な環境なので、不快にさせず安心して過ごしてもらうことが重要です。衣類に汚れやシワ、臭いが残った不潔な状態は、利用者に不快感を与えてしまいます。

利用者が気持ちよくサービスを受けるためにも、服装は清潔感を保っておくことを意識しましょう。

④肌の露出が多い服装

⑤洋服のデザイン
服装のデザインによって利用者の気分を損なうこともあります。シンプルなデザインを選ぶのが好ましいです。

サービス提供に係る費用の立替え

トイロライフでは、サービス申込者の利用者家族等から、認知症等の金銭管理ができない利用者の介護も受け付けております。そのため、ご本人で金銭管理が行えない利用者の場合、サービス提供で発生する費用(主に交通費・診療費・買い物の購入費など)をパートナーの皆様へ立て替えていただくことがあります。

一緒に外出した際のパートナーの分の交通費、施設利用費は利用者様の負担となります。

利用者様と別々で料金を支払いした場合・・・パートナーご自身のみのレシートまたは領収書を報告してください。

▶利用者様とパートナー分の支払いをした場合・・・利用者様とパートナーの分のレシートまたは領収書を報告してください。

▶その場で利用者様がパートナーの分もお支払いいただいた場合・・・報告は不要です。

【注意事項】

・利用者様よりお申込みの際に立替の希望がある場合は事前にケアパートナー様へお伝えします。

・事前に立替の予定のない利用者様から立替を希望された場合は担当までLINEまたは電話で連絡してください。利用者の希望に沿わない立替が発生した場合に立替費用の清算が行えない場合がありますので注意してください。

立替金の支払い方法
立替が発生した際のお支払い方法は決まっておりません。現金やクレジットカード、電子決済などパートナーの皆様の希望の方法で支払っていただけます。

立替金の手数料
パートナーの皆様へ費用の立て替えを行っていただいた際には、立替金の10%を手数料として立替金に上乗せしてお支払い致します。

立替費用の清算方法
立替を行なった際は、以下の方法で立替金額の清算・支払いが行われます。

▼レポートで運営事務局へ報告
サービス提供中に発生した立替費用は、サービス終了後に入力するレポートで立替金額の入力と領収書やレシート写真の添付により運営事務局へ報告することができます。サービス提供時間内に利用者様の許可を得てレシートの領収書の撮影をしてください。

【注意事項】
・領収書やレシートの原本は利用者へ手渡し翌月末まで自宅で保管するよう説明してください。

・領収書やレシートの写真がない場合は、立替費用の精算を行うことができませんので注意してください。

▼運営事務局で立替金額の確認
訪問記録を通して報告された立替金額と、領収書やレシートの写真の金額を確認します。立替金額に間違いある場合には確認をさせていただく場合がございます。

▼立替金額・手数料の支払い
立替費用を行なった翌月支払の報酬に10%の手数料を上乗せして支払われます。

パートナーの厳重注意となる事項

違反した際に厳重注意となるパートナーの皆様が遵守すべき事項について解説します。

サービス提供に伴い、利用者や運営者へ不利益を与える可能性のある行動が発見された場合には、厳重注意をさせていただきます。お仕事の紹介をしにくくなる場合がございます。

▼サービス提供日以外のボランティア勤務

サービス予約が行われていない日時に、通常の介護と同様もしくは近しいサービスを提供しており、金銭の取引が行われなかったために直接取引に至らない場合は、厳重注意をさせていただきます。

サービスを追加で利用したいという申し出が利用者様からあった場合には運営事務局へご連絡ください。

▼パートナーの独自判断による物品の購入・立替

サービス提供中に、パートナーの独自の判断により当初予定されていない買い物を行い費用を立替えている事が判明した場合は、厳重注意をさせていただきます。

この場合、サービス申込者が立替費用の支払いを拒否した場合には、立替金をお支払いできませんので注意してください。

▼個人の電話番号やSNSを教える
利用者とパートナーの適切な関係性の維持・パートナー保護の観点から、個人の電話番号やSNSを教えることを禁止しております。直接のやりとりが判明した場合には、厳重注意をさせていただきます。

▼パートナーの資格を超える業務の実施
法律により行えるサービスが決まっています。「できること・できないこと」を確認してからサービスを開始してください。

パートナーの即時登録抹消となる事項

サービス提供に伴い、利用者や運営者へ不利益を与える悪質な行動が発見された場合には、即時にパートナーの登録抹消を行います。

▼直接取引
利用者やご家族とパートナーの直接取引が判明した場合には即時登録抹消となります。

個人請負(中抜き)の場合には、即時登録抹消だけでなく、パートナー利用規約の(直接取引の禁止)に基づき、パートナーが当該違反行為によって支払いを受けた対価に相当する金額を違約金として支払いを請求させていただきます。

▼当日の無断欠勤
サービス提供日の当日までに事前連絡なくサービス提供が行われなかった場合には即時登録抹消となります。

▼予約・シフト確定後のキャンセル
スポット利用の予約確定後に、パートナーの都合により予約をキャンセルすることを30日間に3回以上行われた場合には即時登録抹消となります。